このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません。

膝蓋骨脱臼

ヨークシャーテリア、パピヨン、トイプードルなどの小型犬

に多くみられる病気です。

膝蓋骨(パテラ)が滑車(溝)から外れる病気です。

慢性化してしまうと、関節の軟骨が磨り減り、軟骨下骨

が露出してしまいます。軟骨の下には神経が走っているため

痛みが伴っていきます。

足を上げて歩くことがあるなどの症状がある場合は、この病気

の可能性があります。

状態により4つのグレードに分けられます。

・グレード1:膝蓋骨を指で押すと脱臼するが、指を離すと戻る

・グレード2:膝蓋骨を指で押すと脱臼し、指を離しても戻らない。

・グレード3:常に脱臼している状態で、指で押して溝の上に乗せ

       ることは可能だがすぐ脱臼する。

・グレード4:常に脱臼しており、指で押しても溝の上に乗らない。

 

 

写真はグレード3です。(通常時に脱臼している状態で、元の場所に

戻してもすぐ外れる状態)でした。

 

手術前レントゲン

KNEE JNT.DOG T8

 

手術時写真(滑車は浅く、上の部分は炎症を起こし、骨が増生していました。)

DSC02906 2

 

手術後レントゲン(元の滑車の上に、膝蓋骨が乗っています。)

KNEE JNT.LAT DOG T8

 

 

 

TEL 0237-85-6770
ただいまスタッフ募集中です。くわしくはTELにて。